何故に今時 Kodak、MINORUTA、iPhone

毎度馬鹿馬鹿しいお話で恐縮です。
Kodakといえば名機DC4800に匹敵する名機V705ですが、570と比べて純粋に正統進化と言って良いのかどうか、無理矢理高画素化して画質劣化が起こってしまったという説にも信憑性があります。最近はこの画質の悪さに少しイラつくことも多いのですが、かといって買い替え候補は見つからない、というか絞り込めない。

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コダックの絵作り(というかコダックの名機の絵作り)はほんとに良いんですよ。駄目なときは無茶苦茶なんですが、たまにハマるとびしっと素晴らしい色を見せます。
 片やこれまた古い機種でMinolta A1なんですが、これはさほど気に入ってるわけでもないのに、どころか、性能不足で仕事に影響するほど困ってるわけですが、一眼を買うでもなくハイエンドコンパクトを買うでもなくまだ使っているのは何故でしょう。。

話は変わりますが今年の夏は今までにないくらい空が不作です。何年も空を撮ってきて、今年ほどの不作はほんとに珍しい。ずっと梅雨が明けないし、明けたと思えばもう台風、夏の空は今年一度も拝めなかった。
 それでも僅かに当たりの日があって、秋の気配すら感じる雲の形ですが空の撮り比べができそうなのでやってみました。

まずこれがミノルタ。

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まあこんなもんですね。A1は基本が濁りです。いつも濁ってます。

これがコダック。

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凄まじいコダックの世界。もちろん、コダックの色が実際の印象に近いのです。

時々「本当の色」という言い方がありますが、色に本当も嘘もありません。

強いていうなら全て嘘ですが、色は見る人によって違って見えるからコダックのように見える人もいればミノルタのように見える人もいます。
RAWで撮って好きに現像すればいいという説もありますが、もともと写ってないのに派手に現像するのは難しいし、そもそもスナップ写真をいちいち調整するのは面倒です。

そうそう、iPhoneの写真もついでに比べてみましょう。
これはこれで、面白い色を作ります。

IMG_0357.jpg
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この2枚目などは相当嘘くさいです。そこが面白いところですね。
まあ、いずれにしましても今時からするとどれもこれも性能不足ではあります。

気になるカメラはいろいろ発売されてるんですが、買い替えに至らないのは重要項目であるところの「使い勝手」の部分がレビューされなくて怖くて買えないんですよね。買わないとわからない部分なので、使い勝手を基準にした専門家のレビューが求められています(私に)

 使い勝手でいえば、V705もA1もどちらもイケてます。もちろんiPhoneなんか相当イケてます。

A1の使い勝手は突出したものでもないし、高機能カメラで実現されている順当な使い勝手と思うんで特に魅力もないが悪いところもないという、そんな感じでまあいいとして、V705のほうは困ったもんです。これに匹敵する素晴らしいインターフェイスデザインを持つコンパクトカメラが現行機種でいったいあるのかないのか、さっぱりわかりません。多分ないような気がします。

V705について、使い勝手を含めて妻の人にインタビューしてみましょう。こういうとき、センスある一般人つまり女性の意見がとても的確であることは言うまでもありません。そういえば任天堂の宮本茂氏にはこの才能が備わっているそうです。その上彼はゲームをしない奥様にプレイさせ、その反応を「ワイフメーター」としてゲーム制作に大いに生かすそうですよ。デジカメメーカーの皆さん、製品判断にワイフメーターを是非採用してください。

「V705はどうですか」
「素晴らしい。この嘘くさい派手な色がたまらん。この広角もたまらん。もっと広角ないの」
「それ以上の広角はコンパクトではちょっと・・・・。画質はどうですか」
「ちょっと駄目っぽい。家の中でも猫が撮れるようなカメラが欲しい」
「そうすると、高感度性能や明るいレンズが必要ですね」
「何か知らんけどじゃあ高感度で明るいレンズで広角で嘘くさい色のカメラが欲しい」
「そんなのあるのかな。妥協してLumix LX3かなあ・・・」
「妥協したくないなあ・・・」
「使い勝手についてどうですか」
「前のキヤノンのは分けわからんかったからぜんぜん使えなかった。コダックのこれは色々操作できるし高機能で便利で最高」
「ほほう、それはどういうところが」
「電源はここ。プレビューはこのボタン。シャッターに触ったらすぐ撮れる」
「そう、V705にはモードの切り替えがなくて、プレビューしていようが何をしていようが、シャッターに触ると撮影モードになるんですよね」
「そうそう、それ大事」
「設定はどうですか」
「設定はこのボタンひとつ。これだけ。ここ触れば全部設定できる。前のカメラは設定だけで3つくらいボタンがあった。あれ、意味わからんしややこしいだけ」
「何かしら設定するときはただひとつの設定ボタンで済む、と」
「荻窪圭先生に露出のことを教わった。露出はいつも触るから押しやすいところにボタンがある。これがいい」
「メニューの中ではなく、手元に露出のボタンがありますね。これは素晴らしいですね。手元で操作できるのは露出、マクロ、ストロボ、と」
「それさえ手元でできればあとはどうでもいい」
「LX3は操作がややこしいかもしれないなあ・・・」
「それならいらん。V705と同じくらいの使いやすさで、露出ボタンがついていて、家の中で猫が撮れて、広角で、空が飛び抜けて綺麗に撮れるカメラが欲しい。どれ買ったらええのん」

どれを選べばいいのでしょう。

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