さくらのブログからwordpressその4

さくらのブログ-デザイン-HTML

随分以前の記事のその4です。オチというか、決着として書いておこうと思いまして。時代は変わり、いろいろと優れたプログラムが闊歩している現代社会であります。

さくらのブログに書いていたけどやっぱり自分ちでまかないたい、それでデータを書き出してWordPressにお引っ越し。どうやってお引っ越ししたかはすっ飛ばしましたが、問題はリダイレクトで数年前にややこしい記事を書いていました。前回の「その3」からの続きでしょうか。

時は流れ、いくつか残っていたさくらのブログから、最後のブログを引っ越ししましたのです。

もう忘れているリダイレクトについて、面倒くさいなあ、またあれをやらねばならんのか、と思って、それで、放棄しました \(^o^)/

どう放棄したのか、その結果どうなったのか、その顛末を簡単に書いておきます。

リダイレクトの細かい設定を放棄する

これまで「さくらのブログからwordpress」というややこしい記事を書いてきました。自分なりに一所懸命でしたが、作業が多すぎてうんざりです。
今回、最後に残っていた「家改装の記録」というブログをWordPressの自分ちに引っ越すに当たり、ページごとのリダイレクトを諦め、ヘッダに移動先だけを記してあとは放棄してみたのですよ。

さくらのブログにログインして「デザイン」を選びます。HTMLを選んでヘッダにメタリフレッシュだけ書き加えます。

さくらのブログ-デザイン-HTML
HTMLを編集しますが、PCとスマートフォンが別れているので両方に書かねばなりません(たぶん)

HTMLを初めて編集するときは「HTMLの追加」とか選ぶんでしょうか。忘れましたが、とにかく編集します。<head>の中に書きますね。

[html]

<link rel=”canonical” href=”http://(新しいリダイレクト先URL)”>
<meta http-equiv=”refresh” content=”10;URL=http://(新しいリダイレクト先URL)”>

[/html]

canonicalとメタリフレッシュ

何をしたかというとまずcanonicalです。これで「正式な本物のURLはこっちですよ」とお伝えするわけですね。

次にメタリフレッシュを10秒の設定にして新しいURLに飛ばします。

メタリフレッシュは正式なリダイレクトと認められないとかどうだとかいろいろ聞きました。0秒で飛ばすのがあまり良くないとも聞きました。スパムの手口に似ているからだそうです。

「URLが変更になりました。10秒で自動で飛びます」みたいな文言を書いて、それを読む時間10秒ほどを想定した後に飛ばします。昔ながらのリフレッシュですね。何だか、これでいいようなのです。

以上です。もういろいろ放棄してこれだけやりました。以前、何をあんなにややこしいことをしていたんでしょう。人間あきらめたら勝ちです。

もう一つの処置

以上で設定を終え、引っ越し完了!って思いきややっぱりちょっと違います。

新しいURLにも古いURLにも同じブログが残っていて、古いほうのブログにトップページだけにcanonicalが設定されていて、しかも10秒で飛ぶということをしております。諦めたと言いつつ、何だかちょっと気になります。そこで、もう一つ細工をしました。

古いほうのブログから記事を全部消す

そもそも古いブログを残しつつ新しいURLに誘導しようという発想がもう面倒くさいんです。もうどうだっていいや、どうせURL変わるんだし。と、そういう気分が勝ちまして、ただ重複はよろしくないと聞きましたから古いほうを消すことにしました。

さくらのブログにログインして「デザイン」に進むと「コンテンツ」っていうのがありますね。ブロックになった箇所にモジュールをはめ込んでいくようにブログが作れます。この画面で「記事」のモジュールをさくっと外しました。

さくらのブログ-コンテンツ編集
「記事」の入るべき場所に「移転のお知らせ」だけを置いて後は何もありません

「記事」を外し、移転のお知らせだけ置きます。

具体的にはこんなふうになりました。

家改装の記録(さくらのブログ)

[数年後の追記] と、リンクしていましたが、その後さくらとの契約を終えたためリンクは機能しなくなりました

結果どうなったか

 

モデルケースの「家改装の記録」は過去のブログなのでずっと放置されていたんですが、この機会にアクセス解析見てみました。

するとどういうことでしょう。各方面、元のブログURLから順調に新しいほうにやってきてくれております。

個別ページにリンク貼ってくれてることもありましょうしブックマークしてくれてる場合もあるでしょう。そういうのを諦めてしまえばですね、とても潔く問題なく引っ越しは完了するわけですね。何かね、それでいいと思うんですね。

しばらく後にgoogle検索でエゴサーチしてみたら、すべてのページが見事に新しいURLでインデックスされてました。何だか結果的に一番スマートな方法でリダイレクトに成功したんじゃないかと思えてきます。

別のパターン

 

そんなわけで、少し状況は違いますがこのDigitalBooも最近また引っ越しました。さくらのブログからさくらのレンタルサーバー独自ドメインに、それからさらに自分ドメイン別サーバーに引っ越ししたんです。

今回、サーバー変わってドメイン変わって、ついでにパーマリンクもカテゴリーもいろいろ変えました。本来ならまたしてもリダイレクトで頭悩ますところです。

でももう吹っ切れてます。もうリダイレクトなんかどうでもいいんです。

そこで、まあ今回の引っ越しはhtaccessをいじれますから、どばっと全部一気に書き換えたんです。

redirect 301 /blog/ http://www.digitalboo.net/

こんだけのことです。これだけやりました。あとは放置してたんですよ。

URLは変わるわパーマリンクは変えるわカテゴリーは変えるわ、あれこれ弄ったんですが、結果的に上手くリダイレクトされていました。

このブログは「Apple ID」の記事だけが検索でヒットするブログですが、引っ越した直後からちゃんと該当記事が新しいURLでヒットしてるんですね。

これ多分wordpressが内部的に上手にリダイレクトしてるんでしょうね。以前ならこんなことなかったですよね。リダイレクト専用のプラグインとかいろいろあって皆苦労してたみたいですから。とにかく勝手に上手い具合になっています。技術の進歩はめざましい。

大事なことは、細かいことをうだうだ気にしない、これです。

(カテゴリーやタグや記事を消しまくったので404は多発してますしエラーも出てます。けどいいんです、どうでも)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください