FileMaker Pro を MySQL サーバーに接続する その3 FileMaker の設定

SSH を介して SQL に接続する準備は整いましたので FileMaker Pro で実際に使用してみます。設定と運営の開始まで。

前回までのあらすじ

ODBCドライバ、ODBC Manager、その設定ファイル(アダプタ)Actural Technologies の Open Source Databases をインストールし、SSH の各種ややこしい設定を行ったあと SSH トンネルによる接続の設定を完了させました。

FileMaker の設定

FileMaker Pro の ODBC と共有の設定

もうややこしいことは全部終わったのであとはFileMakerから外部データソースを呼び出す設定だけです。

ファイル > 共有設定 > ODBC/JDBC を有効にする…

目的の書類を開き、ファイルメニュー > 共有設定 > で ODBCを有効にします。

FileMaker ODBC 設定
FileMaker ODBC 設定

有効にすると設定画面が開きますから共有をオンにして、必要ならアクセスできるユーザーを指定します。

FileMaker ODBC ON
FileMaker ODBC ON

ファイル > 管理 > 外部データソース…

次にデータベース管理、ファイルメニュー > 管理 から「外部データソース…」を選択します。

FileMaker 外部データソース
FileMaker 外部データソース
FileMaker 外部データソースの管理
FileMaker 外部データソースの管理

新規を選ぶとデータソースの編集画面が開きますから設定します。

FileMaker データソース編集
FileMaker データソース編集

名前: 適当な名前をつけます。

タイプ: もちろんここは「ODBC」ですね。

DSN: 「指定」で、データソース選択画面が出てきます。ODBC Manager で作成した設定名が登場するはずですから使用するものを選択します。

FileMaker ODBCデータソース選択
FileMaker ODBCデータソース選択

OKしたらデータソース編集画面を仕上げます。

認証 ユーザーとパスワードの欄には、MyAdmin にログインするときと同じデータベースのユーザー名とパスワードを入力します。

以上、FileMaker Pro からの設定が完了しました。

接続先のテーブルを追加する

設定しましたが、それだけでは FileMaker 書類に何の変化もありません。接続先のテーブルを表示しないことには始まりませんね。

データベース管理

ファイルメニューの管理からコマンド+シフト+Dの「データベース…」を開きます。

今は新規のサンプルファイルを例にしますが、真新しいファイルなのでテーブル「名称未設定」がひとつだけあります。

「リレーションシップ」タブの画面で、テーブルを追加してみましょう。

データベース管理、リレーションタブ
データベース管理、リレーションタブ

「テーブルを追加」ボタンをクリックするとデータソース選択の小窓が開きますので、「現在のファイル」から ODBCデータソースの追加を選びます。

テーブル追加、選択画面
テーブル追加、選択画面

そうすると、設定済みのデータベースが開きます。この例ではトンネルによるMovieBooのデータベースに接続されました。

一度データソースを追加していれば、次回からは「テーブルを指定」ウインドウで設定済みのデータソースが出現し選択できます。

 テーブルを指定
テーブルを指定

データソースを選んだら次は「テーブルを指定」です。

MyAdmin で見慣れたテーブル名が並びます。そうですね、例えば posts を選択してみましょう。

テーブルが追加された

じゃじゃーん。テーブルが追加されました。

テーブルのフィールド

フィールドを確認すると posts 内のフィールドも読み込まれていることが確認出来ます。

フィールドにはさまざまなオプションが設定されていますがこれはこちらが関与するものではありません。SSH を介して直接 MySQL データベースを読み込んで表示していますので、これらを不用意に弄ったり変更してはいけません。最悪データベースが壊れます。

※ ただし後になって「空欄不可」を全部無効にしました。空欄にするしかないようなフィールドもあってそれが原因でエラーが出るからです。空欄不可のチェックを外しましょう。後にまたチェックされている場合が出てきますからそのときはまたチェックを外して空欄不可を無効にします。この程度の改変なら問題ありませんでした。

レコードを確認

テーブルを追加したので、レイアウトも自動的にひとつ追加されていました。ブラウズモードで追加した posts テーブルを確認してみましょう。

追加テーブルのブラウズ画面

ばっちり表示されました。

今後の運営

このような感じで他の必要なテーブルを追加したり、そしてローカルのテーブルとリレーションを組んでいったりして運営を開始します。

どのようにローカルとリレーションを組み、どのように運営していくかはそれぞれの世界です。各自が自分の使いやすいように知恵と工夫を凝らします。

私は主にMovieBooの管理でこのシステムを使用していますが、FileMaker書類は最早アプリケーションと呼べるほど独自進化を遂げ日々新機能(笑)も追加されていっております。追加されすぎてわけがわからなくなりつつもあります。

FileMaker Pro の特徴は、ビジネスアプリのくせに使っていけば楽しいという、まるで昔のMacそのものの特徴と似ています。

Penguinとterrorist

 

WordPress の大がかりなデータ変更が行うため、CSVのエクスポート、インポートを試すところから始まって、最後にはMySQLに直接接続して FileMaker で運用開始するというところまで到達しました。よくまあこんなわけのわからないことが実現出来たものです。

FileMaker による WordPress の運用についての具体的事例について、もしかしたら今後何か書いていくかもしれませんが断言はできません。

 

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