Local by Flywheel というWordPressをローカルに構築できるソフトウェアがありました。いつの間にか Local という具合の悪いアプリ名に変更され、さらにエラーで使えないものになってしまいましたが打開する方法はあるのでしょうかという雑文です。
Local というアプリ名がどう具合悪いのかというと、検索し難いことです。Local はハイテクのサーバー世界では使用頻度の高い一般名詞なので、例えば 検索で「Local server connect error」とか「Local 502 Gatway 」などと検索しようものなら、それは普通にサーバーのお話しかヒットしません。「software Local error」とか「Local.app」とか付けても無駄でした。何をとち狂って同一世界内の一般名詞を己の商品名に付けるんでしょうか。Microsoftにでもなったつもりでしょうか。まるで画像管理アプリに写真と名付けるような愚行です。「Local by Flywheel」まで書いてようやく理解されます。が、このアプリ名は古い名前となってしまったので古い情報が多くヒットしてしまいます。
Local by flywheel が Local という名前に変わって、エラーを調べようにも検索するのが難しくなりすぎた。お手上げ。
— HOSOI Hisato (@Nezshi) January 20, 2023
つまり何かというと、local で Bad Gatway が出てどうにもならない現象を調べるのに大層手こずったということでした。いやまじで相当に手間暇かかりました。
うへぇ。Local のエラー、やっと答えが見つかった。偉そぶって 一般名詞をアプリ名に使うなよ。
502 Bat Gateway in all siteshttps://t.co/d2ZjByYPKwLocal って出来が悪いんだなあ。MAMPのほうが良かったか
— HOSOI Hisato (@Nezshi) January 20, 2023
以前はMAMPを使っていました。結構難易度高いのでいつしか使うのをやめていました。WodrPress に特化した Local by Flywheel の登場はありがたかったのです。
でもこれもやはり面倒であまり使わなくなり、本番サーバー内にテスト用データベースとWordPressを用意して、そちらでやることがメインになっていました。
あるとき、どうしてもローカルに一旦構築しないといけなくなったので久しぶりにローカルを使ってみると、何をどうやってもエラーで使えません。おっかしいなあ、何か変なことしたかなあと思っていたら、ローカルの更新の際にPHPの互換がおかしくなったということだった模様。ローカルで使ってるんだからローカルが変なことせずにいてくれれば問題なかったのに、何やってくれとんの。と、わざとカタカナで紛らわしくローカルと書いておりますが、だってさ、MAMP だと何の問題も発生しませんよ。
ということで見つけたのは以下のフォーラムなわけですが、開発者が偉そうに数世代前のOSのことなんか知らねえよと嘯いておりまして、印象悪いです。
更新後、すべてのサイトで 502 Bad Gateway (nginx/1.16.0) が発生する
具体的にどういう問題かというと、ローカルに作ったWordPressの、サイトにはアクセスできるけどダッシュボードに502 エラー入れないという現象です。さて「ローカルに作った」としつこくカタカナで書いてますけどどっちの意味か判別できますか。できるわけありませんね。書いてても判りませんでした。
その前に、PHP v7.3.5 Mac 10.13.6 (High Sierra) でのみ使用可能 というスレッドでは、
「ローカルを閉じて、このフォルダーを削除してみてください: Mac:~/Library/Application Support/Local/lightning-services 」という記述もありました。
やってみたけど何の効果もなし。どうやらローカルのバージョンとPHPバージョンの相互に関連した問題ということで、ローカルを v 6.3.4 に戻してみましたが効果はありません。
ローカル リリース ノート https://localwp.com/releases/
バージョンを取っ替え引っ替え試してみましたが全然駄目です。ローカルがローカルに悪さをしたとしか思えないです。バージョンを取っ替え引っ替えしつつ、PHPバージョンも取っ替え引っ替えやってみたところ、私の環境の場合、なぜかPHP 7.3.5 と 8.0 に設定したときのみ、正常に動作することを確認しました。
PHPバージョン、admin への接続、サイトの接続は以下のようになりました。ローカルのバージョンはどれだっけ?忘れた。
7.3.5 admin ○ site ○
7.4.1 admin × site ○
7.4.30 admin × site ○
8.0.0 admin ○ site ○
8.0.22 admin × site ○
8.1.9 admin × site ○
WordPress では PHP 7.3.5 は古すぎて駄目だと叱られます。残る 8.0 に限定することで何とか使えましたが、これを打開策と言って良いのかどうか。WordPress は本番環境と同じPHPのバージョンを使いたいので、解決とは言えません。
上記テストをどのバージョンで行ったのか忘れましたが、その後うっかりアップデートしてしまい、6.1.1 では 7.3.5 以外は全滅しました。その後はいろんなバージョンに戻してみてみたんですが、8.0.0 も 502 Bad Gateway になり壊滅。
もう面倒くさくなったので最新バージョンと 7.3.5 のままにしておきます。考えようによっちゃ 7.3.5 でも問題ないし。というか、多分もうこれ使わないかも。
※ Local by Flywheel に戻したかったのですが、もうダウンロードできなくなっていました。
Local by Flywheel は素晴らしいソフトウェアでしたが、Local はその不便な名前といいPHP互換の不具合といい上から目線の開発といい、かつての良い印象は消え去りました。Local の代替となる小気味のよいソフトがあればいいのですが、ないならやっぱ MAMP を復活させるしかないかなあ。と、今回この投稿はかなり雑な作文でございましたね。すいません。
Local: https://localwp.com ほらね。ドメインは localwp じゃん。LocalWPって名前にしときなよ。と思いましたが。
MAMP: https://www.mamp.info/en/mac/ こちらはMAMP。象さんが好きです。