FileMakerでメディア管理 2-2 レイアウト

Penguin icon

こちらレイアウトについての2ページ目です。ここではウインドウサイズに応じた配置とサイズ変更についてちょっとばかし書いておこうと思います。

ウインドウサイズに追随するフィールドとポータル行

ウインドウサイズに応じた配置て何のことやねん。こんなことです。

こんなの当たり前じゃないですか何言うんですか素人ですか。と思った方はこれ以降まったく読む必要ございませんので次に行ってください。

意外と、これについて知らなかったという声もありましたのでここに追加するのです。

FileMakerで普通にレイアウトを作るとウインドウサイズが固定になります。幅やボディのサイズを数値で指定することもよくあるかと思います。こんな感じです。

セルフポータルが使えるようになって、メインのレイアウトに一覧を含ませることができたと喜びつつ、このポータルの行数を何行にしようか悩ましいなと思う人もいるかもしれません。多く表示するとウインドウ縦のサイズが必要になります。デスクトップで見る人もいればノートサイズの小さな画面で見る人もいる。フレキシブルに行数を変更できればいいのに。

フレキシブルに変更できます。

自動サイズ調整

レイアウト編集画面でポータルの行数やフィールド各種のサイズを決めていきますね。

レイアウト編集画面

このとき「自動サイズ調整」を設定します。これはフィールドのどこを固定するかを設定するコーナーです。

FMサイズ調整デフォルト
FMサイズ調整デフォルト

デフォルトではこうなっています。上辺と左辺を固定です。これは左上を起点として動かさないということですね。右と下は放っています。放っているということはレイアウト上のサイズで定めた数値を守るということで、サイズは変更されません。すべてこれで作ると、すべての配置とサイズは固定化されます。

フィールドのサイズ

さて図に上げた例で、まず「イメージ」を可変サイズにしたいとします。ウインドウサイズを大きくするとイメージも大きくなってほしいと。こうします。

FMサイズ調整全部ロック
サイズ調整 全部ロック

こうすると、上辺と左辺はデフォルトと同じく固定され、右辺と下辺も固定されます。もともと指定しているフィールドのサイズは無視され、上下左右の起点からの距離が固定され、結果サイズが可変になるということですね。

「イメージ」フィールドをこの設定にしてあと放っておくと失敗します。イメージの下にある「ファイル名」フィールドとそのラベルが今の位置(左上起点)に固定化されたままイメージフィールドだけがサイズ変更されますから、ウインドウサイズを動かすと重なってしまいます。そこで、イメージの下に配置したファイル名フィールドはこんなふうにします。

FMサイズ調整
サイズ調整 左と下をロック

こうすると下と左からの距離が固定化され、フレキシブルなイメージフィールドと干渉しません。ファイル名フィールドでは右辺をロックしてもいいかもしれないですね。それするとファイル名フィールドが横に伸びます。

自動サイズ調整のかんたんまとめ

上下または左右のどちらかをロックすれば、その起点に基づいて配置されサイズは設定したまま変わりません。

上下とも、または左右ともをロックすれば、それぞれの起点に基づいて配置されサイズが可変になります。

大雑把に言って、左や上のほうに配置したものは上と左をロックして、下部や右側に配置したものは下と右をロックするとなかなか良い案配です。そして真ん中あたりでサイズが可変であってほしいものについては上下あるは左右あるいは全部をロックしてやるといいですね。大雑把な言い方ですよ、あくまで。

という、自動サイズ調整です。ここまではいいとして、実はこの設定、ポータルに適用するとポータルの行数が変化するんです。それ知らなかった人いるんじゃないですか?はい私です。

ポータルではサイズではなく行数が影響を受ける

ポータルを選択して自動サイズ調整で上下をロックします。

FM サイズ調整
サイズ調整 左と上下をロック

ポータルを左側に置いているので左辺もロックしていますが、ポイントは上下をロックすることです。こうすると上辺と下辺からの距離が優先されますね。フィールドではフィールドサイズが影響受けますが、ポータルでは行数が影響受けるのですよ。わしマジ知らんかった

こういう設定にすると、ウインドウサイズをぐりぐり動かしたとき、ポータルに表示される行数が増えたり減ったりします。

よしわかった。これはいい。では思想的にどういう結論になるか言います。

結論

レイアウト編集モードでレイアウトを作るとき、想定され必要とされる最低限のサイズで作ればいいってことです。ポータルの行数もそれに応じて最小限に留めます。実際の利用でウインドウを広げれば表示内容も増えますから小さく作って大きく使う。こういう思想の元レイアウトを作ることになります。

レイアウトを根本的に手直ししたくなる案件でございました。

オマケ

昔はMacのウインドウに「ウインドウサイズ最適化ボタン」という未来的でエレガントで美しい機能のボタンがありました。今はポイ捨てされてありません。その位置にはフルスクリーン化という邪悪なボタンが割り当てられています。

でも最適化ボタンはこっそり生き残っていて、タイトルバーのダブルクリックがそれです。

アプリケーションによっては最適化ではなく最大化という下品な機能を割り当てていますが、ファイルメーカーの書類では正しく最適化されます。最適化されるとき、レイアウトモードで作ったサイズが適用されます。スクリプトステップにも「ウインドウサイズ最適化」は生きていますね。

私が作るファイルメーカーの書類には上部に小さな正方形のアイコンがあって、それをクリックすると最適化するという昔のMacのウインドウに倣った機能を置いてます。

 

Penguin icon ということで誰もが知っていて当然なのか意外と見落としがちなのかわからないけど自動サイズ調整について追記しておきました。

次のポストは小ネタの快適操作についてです。

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