Mac標準フォーマットのお話

MacOS9installer image

macOS 10.12 からMac標準フォーマットがサポートを外され読めなくなっています。

10.12からMac標準フォーマット対応終了済み

ちょっと訳あって古いインストールCDを読もうと思ったらマウントしないのでおかしいなと調べたらMac標準フォーマット(HFS)のサポートを終了していてもう読めなくなっているんですって。10.12 Sierra のことを「SSHの仕組みが変わったくらいであとは10.11 El Capitan とあまり変わりない」と思ってましたがそうでもないのでした。

インストールCDや古いCDRが読めないというのはこれは由々しき事態なのでちょっと焦ります。ちょっとだけですけど。Parallels上の仮想Macが各種充実してるし旧OSの実機もまだ持ってるんで。

まあでもメインで使ってるマシンが不便になっていくのは好ましくないので何とかならないかと思ったら何とかなりました。マウントも出来ず読むことが出来ないMac標準フォーマット(HFS)ですが、かろうじて手立てが残されています。

HFSボリュームを救出する方法

ディスクユーティリティで見るとマウント出来ませんが薄いグレーでその存在が確認できます。存在をなきものにしているわけではないのですね。

HFS グレイアウト

この薄いグレーのマウント出来ないHFSボリュームを選択し、コンテキストメニューからディスクイメージに変換できます。

コンテキストメニューからイメージ作成

大抵のHFSディスクはCDRやインストールCDなので、ディスクイメージにするときは「CD/DVDマスター」を選べばいいんでしょうか。取りあえずそうしました。そうすると上手い具合にディスクイメージが出来上がります。

出来上がったディスクイメージを開くとボリュームがきっちりマウントされます。上手くいったようです。しかし不思議ですね。CDは認識できないくせにイメージで開くとマウントするんですね。

Mounted volume

 

以下は救出したHFSボリュームに関するネタです。

文字化け

こうして救出したHFSボリュームですが、日本語が文字化けするんですよ。文字セットが違いますから。昔はMacOSXでも旧環境は文字化けしなかったんですがいつの間にか文字コード関連の互換機能もOSから消されていたんでしょうか。理由は分かりませんがそんなわけで今どきのOSでは日本語ファイル名フォルダ名が盛大に文字化けします。

文字化けメディア

文字化けを解決する

さて、文字化けを解決する方法もかろうじてありました。Appleが用意してくれているユーティリティ File Name Encoding Repair Utility という文字化けしたファイル名を修正してくれるアプリケーションを使用するのです。サポートは切ったがこうしてユーティリティを用意してくれているのはありがたいです。でもこのユーティリティも間もなく動かなくなりそうですね。

File Name Encoding Repair Utility は以下からダウンロードできます。

https://support.apple.com/kb/DL355

File Name Encoding Repair Utility v1.0 icn

File Name Encoding Repair Utility v1.0 の使い方

使い方は、文字化けしたフォルダやファイルをドラッグします。最初どう使えばいいのかわからなくて結構悩んだけどドラッグしてやるだけでした。

これで文字化け解決!と、ディスクイメージから出来上がったボリュームのフォルダをドラッグしますが・・・・駄目でした。

ディスクイメージからのボリューム変更不可でアウト

ディスクイメージは変更不可で作ってますから変更できるわけがありません。「読み書き可」でディスクイメージを作ったら修正できるんでしょうか?そうかもしれませんね。それだったら問題ないですね。でもまあ、文字化けしててもいいんです。

文字化けしたままでいい

文字化けしたままでいいんです。文字化けを修正したいものがあればそのボリュームをフォルダとしてコピーし、そっちに修正を掛ければいいんです。二重に容量食いますが所詮CDサイズなのでしれています。

それより「文字化けを直さなくていい」と気づいたのは、古いHFSのボリュームには、大抵旧MacOSのファイルが入っているからです。つまり文字化けを修正してしまうとMacOSXで見る分にはいいんですがMac OS 9に持って行ってそっちから見たときに盛大に文字化けするんですよね。だから古い環境用に古い文字コードが残っていて寧ろ好都合だったりします。

旧MacOSで文字化けするから修正しない

そういうことです。だからこれはディスクイメージにするボリュームのその内容と目的によるのですが、今の環境下で普通に開く必要があったり参照したいなら文字化けを修正します。MacOS9で使うのがメインのものはそのままにしておきます。どっちも欲しいときは複製します。

はて、で、MacOS9を今後起動するなんてことがあるのかということですが、まずほとんどの人はないでしょう。私もほぼないでしょう。でもたまにあります。

※ この記事の内容は 10.12 より後のOSで検証していませんのでご注意願います。

MacOS9を使うことがあるということか

本日この投稿は実はこの話のための前振りでもありました。今の時代にMac OS 9を使う理由がある人はあまりいないでしょう、でも希におります。実は必要があるなしは置いとくとして、今の時代だからこそMac OS 9を起動することが簡単に実現できるようになったという、それに忽然と気づいたわけなんです。

私はMDDの実機をまだ使える状態で保持していますがそのことではなく、エミュレーターの話です。かつて噂が噂を呼んだPowerPC Macのエミュレーター SheepShaver であります。

「SheepShaver懐かしいね、昔あったね」私もそう思っておりましたが今でもありました。

SheepShaver icn

SheepShaverは生きていた」につづく


また何年か経ちました

Apple は File Name Encoding Repair Utility を廃止してアクセスできなくしたようです。

WayBackMachine にはかろうじてページがありますがダウンロードはもうできません。

https://web.archive.org/web/20130629030033/https://support.apple.com/kb/DL355

 

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