OSをMojaveに上げてからQuickTime絡みの機能低下と不具合に見舞われ続けていますが、そのひとつ「メディアをエンコード」が使い物にならない件について。
サービスメニューに「選択したビデオファイルをエンコード」があります。
気軽にちょいちょいっと変換できて便利。以前はほんとによく使っていました。今は使えなくなりました。OSをMojaveに上げてしまったからです。
Mojaveではこの機能が腐っていました。エンコードしたビデオが映像の動かない静止画ムービーファイルになります。
時間は進むのに静止画のまま動かない・・・
Automatorにも同じアクションがあります。「メディアをエンコード」アクションです。
同じ仕組みを使っていると思います。Automatorでエンコードアクションを作って試したところ、やっぱり静止画ムービーになりました。
原因はOSです。多分、High Sierraでも同じと思われます。High Sierra からこっち、QuickTimeが変になりましたから。根っこの原因は仕組みの技術そのものの不具合かと思われます。
Sierraまでは普通に再生できていたムービーファイルがランダムに再生不可になる現象も、HandBrakeのデフォルト設定ですら再生不能になってしまうことも、何かしら同じ原因なのだろうと思います。ただしみんなに確実に同じ症状が出ているとは限りません。
噂では、GPUとの絡みが関係しているかもとか、シェルで使用しているツールの不具合かもとか言われてます。機種とOSの絡みで発生するバグなのでしょうか。
Automatorのメディアエンコードの仕組みファイルは システム/ライブラリ/Automator/Encode Media.action のようです。情報を見てみましょうか。
コピーライトが2004-2015になってますよ。ははーん。これ、古いんですね。古いまま放っているんですね。それで新しいめのOSに対応できず動かないのですね。そうですね。きっとそうです。これはどうにもならん。
確実なことは、サービスメニューもAutomatorも使い物にならないということです。
対処は、サービスメニューから超便利で小気味の良いかつて使いまくったメディアエンコードアクションを消します。そしてエンコードのためだけに何か他のアプリを起動して変換するんです。何使いましょう。
ffmpeg
ExifToolという姿を持たないツールを使っています。似たような形態のffmpegという動画を扱うソフトウェアがありまして、これをExifToolみたいにFileMakerから使えばいいんちゃう?と思ったものの、実は随分前にインストールを試みて上手く行かず途中状態で放置しております。ExifToolはインストーラーを用意してくれる仏様のような対応を果たしましたが、ffmpegは素人が手を出すんじゃねえと硬派を今でも貫き、難易度高いです。でもこれ使っていくのが良さそうですのでがんばります。